最上級生の6年生が卒業し、菖蒲や三瀬院蘭子も逢諒学園を去ることになった。菖蒲は次の御小姓(黒髪少女隊のリーダー)に紫苑を指名し、一方蘭子が築き上げた紅牡丹会を誰が引き継ぐのか、学園生の注目が集まった。だが指名されたのは、なんとライバル関係にあった黒髪少女隊の護身刀、つまり天津袖紫苑が紅牡丹会の会長として指名されたのだった!!
全学園生のアイドルである紫苑は、退くにひけずどちらも引き受けることになり、紅牡丹会は新体制での運営が始まった。
だが、これまで挑みかかるだけだった黒髪少女隊から逆に挑戦状を叩きつけられる!なんと雅と撫子が紫苑が新会長として相応しい器かどうか見極めるから対決しろ、というのであった。紫苑は薫に頼み込んでペアの相手となってもらい、雅が作った陣取り合戦に挑むことになったのだが……。 |